Majestic Filatures

フランス発・上質カットソーブランド「Majestic Filatures」、ついに日本本格上陸

パリで誕生し、フランスを代表するカットソーブランドとして長年支持されてきた「Majestic Filatures」が、ついに日本市場へ本格上陸します。

Tシャツというミニマルなアイテムを、ここまでエレガントに昇華させたブランドは他に類を見ません。30年以上にわたり"日常に寄り添うラグジュアリー"を再定義し続けてきたこのブランドは、日々の装いに「上質」という価値を与える存在として、ファッション感度の高い人々から厚い支持を受けてきました。

日本ではまだ限られた人々の間で知られている存在でしたが、その唯一無二の素材感と仕立ての美しさ、そして着る人の気分さえ変えてしまうような服作りに共感が広がり、2026年、いよいよ本格的な展開が始まります。ブランドの上陸に合わせて、日本の感性と響き合う特別なコレクションも予定されており、これから多くのファッション愛好家にとって見逃せない存在となるでしょう。

上質な日常をまとう―― Majestic Filaturesの哲学

Majestic Filaturesは1989年、パリで誕生しました。創業者Roland Chellyは、テーラーを家業とする家庭に育ち、素材や仕立てへの感性を幼少期から自然に身に付けていきました。彼が掲げた哲学は「他人と同じことをしない」という、シンプルながら大胆な信条。その言葉通り、Tシャツという最も日常的なアイテムに、クラフトマンシップと美意識を注ぎ込み、エレガンスをまとった"特別な日常着"を生み出してきたのです。

立ち上げ当初は、Sonia RykielやDiorなど数々の有名メゾンの製造を担うことで、その確かな技術力を確立。その後、自社コレクションに軸足を移し、「高品質でありながら日常に溶け込む服」をテーマにブランドを発展させてきました。
時代や流行に左右されず、自らの哲学を守り抜く姿勢こそが、世界中のファンから長く愛され続ける理由のひとつと言えるでしょう。

素材という思想、服という表現

Majestic Filaturesの服づくりは、糸の選定から始まります。自社で素材の構成を設計し、自社工場で開発した生地を使用することにより、製品づくりのすべてにブランドの思想が込められています。

例えば、70%コットンと30%カシミヤを組み合わせたTシャツは、しなやかさ、通気性、光沢感が絶妙なバランスで共存し、まるで肌と一体化するような着心地を叶えてくれます。リネン×エラスタン、コットン×シルクといった独自のブレンドも、動きに馴染む設計を目指した試行錯誤の賜物です。

多くの製品に使われるジャージー素材も、体にやさしくフィットし、動きやすさと品の良さを両立。服を着た瞬間に姿勢が整うような、内面まで整えてくれるような一着を生み出しています。着ることで気持ちまで整うような、そんな感覚を大切にしているからこそ、着用者一人ひとりのライフスタイルに寄り添った服作りが実現されているのです。

心地よさと責任を両立するものづくり

素材に対するこだわりは、その背景にある哲学にも通じています。Majestic Filaturesは、環境に配慮した倫理的なものづくりを大切にしており、素材の調達から染色、縫製に至るまで、一貫して誠実な姿勢を貫いています。

たとえばカシミヤはモンゴルで倫理的に調達されたもので、毛を刈るのではなく、ブラッシングによって丁寧に採取。自然な柔らかさと強さを保った状態で製品化されます。オーガニック農法で育てられたコットンや、再生繊維であるモダール、レーヨンなども積極的に取り入れ、環境と着心地の両立を目指しています。

染色工程では化学定着剤を用いず、ヨーロッパの環境規格に準拠した方法で、素材本来の風合いを損なわずに美しい色を引き出しています。縫製は信頼するポルトガルの工場で行い、ファスナーやボタンといったパーツもイタリア製の上質なものを使用。すべてのディテールに美意識とこだわりが息づいています。このような丁寧なものづくりが、外見だけでなく、内面にも寄り添うような心地よさを実現しているのです。

世界が認める静かな確信──そして日本へ

現在、Majestic Filaturesはフランスをはじめ、カナダ、イタリアなど世界中の高感度なセレクトショップや百貨店で展開されており、そのクオリティに惹かれたファンを惹きつけ続けています。
そして2026年、ついに日本市場での本格展開がスタートします。繊細な感性を持つ日本の消費者にとって、肌触り、素材へのこだわり、そして哲学までもが、深く共鳴するブランドではないでしょうか。

"装うことに意味を与える"。Majestic Filaturesは、そんな日常の延長線にある特別を届けてくれる存在です。これからも、確かな品質と感性の融合で、日本のファッションシーンに静かな革新をもたらしてくれることでしょう。
さらに今後は、日本の気候や文化に寄り添ったコレクションや取り組みも期待されており、日本でのブランド体験はますます豊かなものとなっていくはずです。

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